●住宅火災保険を考える ―火災保険編―
今回は、火災保険をもうちょっと詳しくみていきます。
住宅の場合火災保険では、4つの構造級別、地震保険では2つの構造級別に
分けられます。
それぞれ、料率が違い、保険料に影響します。
柱・はり、外壁、床、小屋組・屋根等をみて判断するのですが、
複雑なので、大まかにいいますと
●A構造 ― 主に鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
●B構造 ― 主に鉄骨造、一部木造
●C構造 ― 木造
●D構造 ― 木造
地震の場合
●イ構造 ― A構造、B構造
●ロ構造 ― C構造、D構造
となります。
具体的に木造住宅の場合で、みていきますと・・・
木造の場合、基本的には C構造です。
外壁がモルタル、漆喰、サイディング等が、C構造
D構造には、木板張りなど(木板が不燃・準不燃の場合を除く)
B構造には、省令準耐火構造の建物や当社のようにALCを外壁に使った場合
ただし地震保険では、省令準耐火はロ構造、ALCはイ構造となりALCがすぐれてます。。
火災保険料は、B構造が他と比べるとかなり安く、C構造の大体半分ぐらいで、
D構造は、C構造より1割増しぐらいとなります。
地震保険料は、イ構造が、ロ構造と比べると大体半分です。
ちなみに、地震保険の料率は地域によってかなり違い、福岡は一番低い地域の1つです。
高い地域は東京などで、福岡と比べると約3倍になります。
実際の保険料をみてみましょう(H20.4時点 費用保険を抑え、割引含む)
(保険金額 2100万円、期間 25年 地震 1050万円、期間 5年 福岡 )
●B構造 ― 火災保険料 292,530円 イ構造 ― 地震保険料 21,000円
●C構造 ― 火災保険料 619,440円 ロ構造 ― 地震保険料 42,110円
●D構造 ― 火災保険料 666,710円 ロ構造 ― 地震保険料 42,110円
上記は、B構造がC構造の半分以下になっていますが、割引や費用保険等により
変わりますので、実際は見積りで判断してください。
<ポイント>
火災保険は、再調達価額の契約ですので安心です。
基本の損害保険金は、どの会社も変わりないですが、費用保険は会社によって違います。
また風災は、20万円超の被害がないと、保険はおりませんので注意してください。
地震保険は、時価になり、全損、半損、一部損の3つの区分により保険金が支払われます。
政府との共同運営で、1回の支払い限度額は、5兆円 関東大震災級の地震にも
支払えるよう金額を決められています。